お知らせ

生活リハビリのモチベーション

介護

施設入所されている方は、生活リハビリのモチベーションが上がらないことがあります。

理由としては、様々ありますが、その中のひとつとして、

施設にいらっしゃる利用者さんの介護度は様々であり、介護度が高い方に時間をかけるという現状があるからだと思います。

ご自身でできる方がその光景を見ると…

「うらやましい」

「この人の時には手をかけてくれるくせに、どうして私はほっとかれているの私もやってもらいたい」

「不公平だ」

「私も、しんどいんだけど…やってほしいって声を上げないと損するのかしら。」

と、思ってしまうんですね…。

疲れるなーと思いながら自分で服を着ている横で、介護職員さんに優しく話しかけられながら着替えを手伝ってもらっている他入所者さんを見ると、それはやってもらいたくなっちゃうよねぇ…と私も思います。

そんな環境で、どうやってモチベーションを上げていけばいいのか?と言いますと…

やっぱり、ご家族の力って、偉大なんです♪

以下、私が実際に見てきた場面の中で、モチベーションが上がったのでは!(*‘ω‘ *)と思ったことをご紹介していきます。

・素敵な介護靴をプレゼントする。

利用者さんに、娘さんから、花柄の素敵な介護シューズのプレゼントがありました。すごく嬉しそうに、「リハビリの時に履くね」と言って、リハビリの時間にその靴を履いて取り組んでいらっしゃいました。PTさんや、職員さん、利用者さんにも靴を褒めてもらい、楽しくリハビリの時間を過ごすことができたようです♪リハビリ中、素敵な靴が目に入ると気分が良いものですよね。女性は特に、持っているアイテム一つで気分が変わることが多いです。例えば、靴の中敷き一つでも、お気に入りのものを取りいれてみたら、日々の励みになるかもしれません。

・施設での洋服に気を遣い、傷みが激しければ交換する。

大きい施設に入所すると、洗濯を業者さんに外注したり、感染症予防のために長時間乾燥機にかけるところが多いようです。そうなると、耐久性重視となり、施設で着る洋服も素材を指定されたりします。おそらく介助のことを考えると、「ワンサイズ大き目の、伸縮性のある生地のもので」と言われることが多いかもしれません。乾燥機にかける関係で、洋服は、傷みが激しいんですね…。(どうしても乾燥機にかけたくない方は、定期的にご家族自ら洗濯物を回収しに来られていました。)

でも、やっぱり女性はいつまでも女性ですし、男性はいつまでも男性です。お気に入りの洋服に身を包んでいると、やっぱり表情が明るいんです♪ご自身の好きな洋服をご自身で選んで着ることができるということは大切なことだと思います。

逆に、傷んで穴があいた洋服ばかりですと「洋服、ボロしかないんだよ」と表情も暗くなり、人前に出ることを嫌がるようになる方もいらっしゃいます。そうなると徐々にレクリエーションやリハビリ等の参加も消極的になってくることがあります。お金がかかることではありますが、ある程度、洋服に気を遣って差し上げることって、結構大切だと感じました。新品ではなくても、古着でも、安くて状態の良いものって結構あります。フリマサイトなどで探してみても良いかもしれません♪

・帰宅や外出の機会を設け、気分転換を行う。家族で過ごす時間をつくる。

帰宅願望が強い方に対してはおすすめできませんが、ご自宅で過ごしたり、外出したりすることが日々のモチベーションになる方もいらっしゃいます。活発なタイプの方でしたら、ぜひ息抜きに外出されてはいかがでしょうか?前もっての外出・外泊申請が必要にはなると思いますが、施設と相談の上、日程を組んでみてはいかがでしょうか?(※現在は感染症流行のため外出などは制限がかかっている施設が多いです)

また、外出についてですが、歩行状態で行ける場所がかなり変わってきます。車椅子を使用される方については、立位が保てるかどうかによって、外出時行ける場所が大幅に変わってきます。といいますのも、結構ネックになるのが外出先でのトイレなんです。手すりがついていたり、多目的トイレがある場所も増えていますが、そうではない場所も…。喫茶店や居酒屋、美容院などですと、なかなか大きなトイレがある場所が少ないです。車椅子で乗り入れることができても、立位が保てないと、スペースや力の問題で便座への移乗が難しかったりします。(介助者と二人で入れるスペースがない所が多い)立位が保てる、保てないの分かれ目でかなり世界が違ってきます。手すりを掴む腕力、立位を保つための脚力を保っていただく事は非常に大切だと思います。

「一緒にまた美味しいもの食べに行こうね♪」等のご家族からの声掛けで、「また一緒にレストラン行くために頑張ってリハビリしなきゃね!」なんて、俄然やる気になる方、いらっしゃいますよ♪

・面会時、館内など歩行可能な場所を一緒に歩く

今は、感染症流行の影響もあり、面会などを制限している施設が多いと思いますが、感染症が落ち着いたら、いかがでしょうか?それぞれの施設の方針もあると思いますので、施設側に確認が必要ですが、可能な施設でしたらぜひ。骨折等の影響で、積極的な歩行が難しいケースもあると思いますので、現場の職員等にご確認をお願いいたします。

モチベーションの維持のためには「手をかけてもらうこと」を羨ましいと思うのではなく、その先にある、自立しているからこその楽しみを意識していただく。リハビリの先にあるご褒美的なイベントを思い浮かべていただく、ということが大切なのかな、と感じます。

私もまだまだ経験値不足。もっといい案をお持ちの方、たくさんいらっしゃると思います♪

他に、「私だったらこんなことがあったらモチベーション上がるわ⤴」と思うことや、実際に効果があったことなどありましたら教えていただけると嬉しいです。

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