お知らせ

夜間起き出しと対策

介護

夜間、起き出してしまう利用者さん、結構いらっしゃいます。

こちらが対策してもどうしても目覚めてしまう方はいらっしゃいます。理由としては色々ありますがご高齢になるにつれて睡眠が浅くなる傾向も夜間浅眠の原因のひとつです。ぐっすり眠るにも体力が必要です。

職員側の事情ではありますが、夜間の起き出しは

①人員配置の少なさから見守りが行き届かない。(他の業務や他者対応に入っている最中にコールや離床センサーが立て続けになってしまうと対応しきれない)

②離床センサー対応している利用者さんは、大体歩行不安定な方が多い。複数人重なると対応できない。

と、非常に危険であるため頭を悩ませてしまう問題なのです。

それぞれの施設で、服薬調整含む、さまざまな対策を練っていると思いますが、私が勤務してきた施設で行っていた対策の中で、比較的効果があったのではと思われるものがいくつかありましたのでご紹介いたします。ご家庭での介護に、情報の一つとして心にとめておいていただければ嬉しく思います。(※下記対応は大体どの施設でも行っていることではありますが、人員配置や利用者さんご本人の拒否などで、やりたくてもできないという場合もあります。)

①陽に当たっていただき体内時計の調整を行う。

よく言われていることではありますが、ずっと室内で過ごすよりも太陽光を浴びていただいた方々の方が比較的、夜しっかりと眠っていらっしゃる印象です。外出が難しい場合は、ベランダなどで太陽の光をあび、外の空気を少し吸っていただくたけでも効果があると思います。

②散歩やレクリエーション、生活リハなどで身体を動かしていただく。

体力を消耗しないと寝れないのは我々も一緒です。とはいえ、ご家庭での介護ですと、家事との両立でなかなか時間が取れない、ということもあると思います。今、動画やNHKの番組などでも高齢者対応の体操がありますので、そちらを流しながらお一人でやっていただくのも良いと思います。椅子に座りながらでもできるものもありますのでぜひご活用ください♪難しいものではなくシンプルなものを選ぶのをおすすめします。

生活リハとは、掃除や洗濯、家事など、日常するうえで行う動作をリハビリととらえ、日常生活動作をご自身でできるよう支援することです。簡単な家事や掃除、洗濯ものたたみなど慣れた動作の中で、できることがあれば、やっていただくことも大切です。

③お風呂でしっかりと身体を温めていただく。

これは結構、効果が高いと感じました。リラックスできる環境で身体を温めていただくことが大切です。施設では高齢の方の入浴時間は3分~10分としているところが多いです。ご高齢になるにつれて、入浴による身体への負担も大きくなるからです。入浴中の事故って結構多いので、ご家庭でも、様子を見ながらあまり長風呂にならないよう配慮が必要です。

④眠る前にホットミルクを飲んでいただく。

これは諸説あるのですが、実際に行っていた体感として結構効果があったように思います。提供した1時間後くらいにトイレ誘導と入床誘導を行っていました。胃に負担がかかるため良くないという説もありますので、ご本人の状態に合わせて取り入れてみると良いかもしれません♪

⑤夜間のオムツ交換やパット交換は、覚醒してしまわない様に、できるだけ手早く行う。

パット交換は「寝ている間にいつの間にか終わっていた」、というのが個人的には理想です。ご家庭での介護ですと、この夜間のパット交換が負担かと思います。パットの不快感で夜間起きてしまう方もいらっしゃいますので、双方の負担軽減のため、お役立ちグッズに助けていただきましょう。ラバーシーツや大容量のパットの使用、着脱しやすいパジャマや肌着の使用をおすすめします。電気の光が目にはいることで眩しくて覚醒してしまうことがありますので、目元にタオルをかけ眩しくないようにする、等の工夫をお試しいただけると嬉しいです。


⑤トイレ頻回のため起きてしまう方には、夜寝る前必ずトイレ誘導を行ってから入床していただく。寝る直前の水分提供を控える。パットを併用する。夜間トイレの際に、廊下やトイレの電気が明るすぎると目がさえてしまうため配慮する。

入床前のトイレの声掛けは必須です。どの施設でも必ず行っています。

慌ただしい毎日の中、取り入れることも大変かもしれませんが、試行錯誤しながらも、お互いに負担のない方法を探っていけるといいなと感じています。他に何かいい案や、「これやってみたら効果があり双方の負担軽減になった」ということがありましたら、ご教授いただければ幸いです。

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