お知らせ

家族みんなで取り組むこと。

管理人のつぶやき

介護は、要介護者の状態によっては24時間心も身体も休まるときがありません。

特に、認知症が悪化してしまった方の介護は、おそらく、介護を知らない方からすれば想像を絶するものであると思います。

しかし、子育てに比べ、介護に関しては、あまりその苦しさが周知されていないのか、在宅でお一人で抱え込む方が多いように思います。介護に関しては、未経験の方の方が多く、未知の領域であるというのも大きな要因の一つだと感じます。要は、経験のない方が話を聞いてもピンとこないのです。

もちろん、自ら「私が最後まで介護をしたい」という志を持ち、在宅介護をされている方もいらっしゃいます。

しかし、責任感等から介護を行い、心身共に疲弊される方も少なくありません。

現在、レスパイトケアという介護者の負担軽減のためのサービスがありますが、あくまでも「休息」「小休止」「負担軽減」に過ぎません。

介護に関しては、終わりが見えず、年月が経つにつれ要介護者の身体機能などは低下してきてしまうため、なかなか解放されることがありません。

老々介護状態になりますと、介護者も高齢になってきてしまうので、介護者自身の体力低下も問題です。

だからこそ、私個人としては、介護は一人で抱え込むものではなく、抱え込めるものでもない。

と、声を大にして主張したいのです。

介護の様々な負担を家族で分け合うこと

介護従事者は、現場で実際に介護を行っているので、要介護状態になってしまった時の身体的、精神的、金銭的な負担等の知識がありますが、普通に生活している働き盛りの方に関しては、介護に興味を持つこと自体があまりないです。30代~40代の方ですと、もう介護が他人事ではなくなってくる年代に差し掛かっていると感じますが、介護の話をされてピンとくるのは、福祉系従事者くらいなのではないでしょうか。

なので、下記のような問題が生じてくる可能性があります。

①「介護は家族がやるもの」「他人に任せるなんてとんでもない」と思っている方も少なくないため、施設入所や介護サービスを積極的に使うことに対して拒否感がある。結果、在宅で抱え込んでしまう。

②上記同様高齢のご夫婦二人暮らしですと、「要介護状態になってしまった嫁(夫)の面倒をみるのは自分しかいない」「子供に迷惑をかけられない」と、負担を抱え込んでしまうケース。

③在宅介護をせざるを得ないケース。誰か一人が負担を抱えてしまう。

ご高齢の方の介護は、一日二日で終わるものではなく、快方に向かうことも比較的難しいため、終わりが見えない長い道のりとなります。

家族で介護について話し合う機会をつくる

まだ、介護問題に直面していない方々に関しても、家族で、今度どうしていくかを話し合う機会を作り、介護について理解を深めることが大切だと思います。しかし、「元気なうちからそんな話をすることに抵抗がある」と感じる方も多いことでしょう。

しかし、どんなに頑張って予防をしても、要介護状態になりますし、施設のお世話にならざるを得ないケースもあるのです。

誰にでも、要介護状態になってしまう危険があると認識した上で、介護するにあたって大まかな知識は共通認識として持っておいていだいた方が、後にスムーズですし、双方備えができるのではないでしょうか。

最後に

ここ数年、在宅介護での悲しいニュースが沢山ありました。

特に、このコロナ渦での在宅介護、不便なことが沢山ありました。苦労されて、耐えながら在宅介護をされた方もいらっしゃると思います。

短期入所の受け入れ制限や、デイサービスに通えないことからの負担増もあったことでしょう。

入浴一つとっても、とても大変だったことと思います。

何度でも繰り返しますが、要介護者の方にも尊厳があるのですが、介護者の方にも尊厳があるのです。

誰にでも、尊厳はあるのです。

どうか、介護者様ご自身もご自愛くださいますよう、お願いいたします。

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